ANAグループのLCCのピーチ・アビエーションとバニラ・エアの2社は、経営統合に向けて最終協議中であることが一部報道で明らかになりました。
【公式サイト】
ピーチ・アビエーション
【公式サイト】
バニラ・エア
両社はいずれもANAグループ傘下で、バニラ・エアはANAホールディングスの完全子会社で、ピーチ・アビエーションは連結子会社。両社は2020年を目処に1年程度かけて統合され、ブランドはピーチで一本化される模様です。
国内LCCの売上高で2位のピーチと3位のバニラエアが統合することにより、ジェットスター・ジャパンを抜いて1位になります。
国内系LCC各社直近の業績
ジェットスター・ジャパン(2017年6月期)
売上高 528億円
営業利益 10.9億円
経常利益 14.1億円
純利益 4.9億円
ピーチ・アビエーション(2017年3月期)
売上高 517億円
営業利益 63億円
経常利益 53.8億円
純利益 49.4億円
バニラ・エア(2017年3月期)
売上高 239億円
営業利益 ▲0.6億円
経常利益 ▲2億円
純利益 ▲7.1億円
春秋航空日本(2016年12月期)
売上高 51億円
営業損益 ▲38.1億円
経常損益 ▲37.8億円
純利益 ▲37.9億円
国内系LCC各社の機材数
ジェットスター・ジャパン
エアバスA320型機 23機
ピーチ・アビエーション
エアバスA320型機 20機
バニラ・エア
エアバスA320型機 14機
春秋航空日本
ボーイングB-737-800型機 5機
エアアジア・ジャパン
エアバスA320型機 2機
※2018年3月現在